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垣根が、なくなってきている。
もしくは、なくなる方向に着実に進行している。

そのおかげで、手に入るであろう自由がある。
でも同時に、どう「もがいて」も取っ払えない垣根が、
今までになく如実に、ドドーンと身構えて残る。

つまりは、カテゴリーが
有りすぎて、
溢れすぎて、
もはやカテゴリーという定義自体が消滅していくだろう、ということ。
もしくは、カテゴリーはもはや当てはまらず、
文化、国境、性別、年齢
今まで何かと整理整頓するに役立ってたものがその意味を失い、
いよいよ、全てがごっちゃになってくる。

となると、やはりアイデンティティの確立が重要になる。
錯綜する情報にとらわれるでなく、
独自の分析思考で慎重に見定めて、
自身のフィルターに引っかかったもののみ、
頭の中のお買い物カゴに入れていく。
そうでもしないと、鵜の喉がつっかえる。

けれど、「己にとっての価値」を見定めるのは、
当然ながら簡単なことではなくて、
そもそも主張することを教え込まれていない日本人にとっては、実に立派な課題となる。
主義思想を超えた、アイデンティティ。
リンカーンの演説じゃないけれど、
きっと今必要なのは、己による、己のためのアイデンティティ。

日本が今後の国際社会で国としてどう戦えるか。
そりゃ、年内には中国に追い越されるだろうGDPを必死に引き上げ、
多少強引な戦略で、土壇場になって米の生産量を増やして自給率を上げよう!
なんてのも大事だろうけれど、
正直な話、国に任せっきりでは生きていけない今の時代、
各個人が国際人として、どんな臨戦態勢で挑むかが鍵になる。

そうでもしないと、これからの時代に築く「幸せ」は、
いつまでたっても手に入らないように思える。
伝統を重んじる生き方は、実にカッコいいけれど、
時代遅れの生き方は、時に、ちょっと残念に思う。
負けるな、ニッポン。
負けるな、ニンゲン。

通訳の仕事を終えた帰りの電車で思ったこと。
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